2018年5月27日に三重大学医学部付属病院にて学術部主催の「研究発表支援研修会」に参加しました。第1回は「研究・発表を行うには?」というテーマで、研究の始め方や進め方の概要について講義をしていただきました。

以前までは「研究」と聞くと、難しいという感情が先立ってしまい身構えてしまっていました。今回の研修を受けて、日々の臨床で疑問に思ったことや興味をもったことが研究のテーマにつながっていくことを知りました。臨床での疑問や興味をそのままにせず、文献を読んで様々な視点から捉えていくことが必要だと感じました。文献検索の方法やキーワードの選択の仕方などを知り、キーワード1つで出てくる文献が違うことに驚きました。また、1つの方法にとらわれず、何事も“やってみる”ということ聴き、当たり前のことですが、相手に還元することができるように、思うようにいかなければ別の方法を考えるということを再認識したように思います。

今回の研修で学んだことをもとに臨床での疑問に対して文献を読み、様々な視点で実践し、患者様に還元していくことができるように今後の臨床経験を積んでいきたいと思います。

文責:国立病院機構榊原病院 小林未怜

<学術部より>

研究発表支援研修会は全3回コースで開催します。興味のあるコースのみでも参加可能です。

第2回 2018年7月21日(土)10:00-15:30 「研究方法論について」

第3回 2018年9月30日(日)10:00-15:30 「発表スライド・抄録の作り方」

講師:塩津裕康(中部大学)

会場:三重大学病院 外来棟4F研修室

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