第36回三重県作業療法学会では、ナラティブとEBPを繋ぐ講師陣を迎えています。
皆さんのお持ちの教科書・参考書、学会講演などで一度は目にしたことがある先生方です!

🌟 特別講演 SPECIAL

🎇特別講演 森岡周先生

畿央大学大学院 健康科学研究科 主任教授/ニューロリハビリテーション研究センター長の森岡 周先生は、脳卒中後の運動・認知回復や身体意識の変容を神経科学と臨床の橋渡しで解明してきた神経リハの第一人者です。

日本神経理学療法学会副理事長を務め、理学療法学術大会最優秀賞など受賞多数。
臨床・研究・教育を横断した人材育成に尽力し、近年はナラティブ(語り)とエンボディメントの統合にも注力しています。
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📘 教育講演 EDUCATION

🎇教育講演 大野 勘太先生

東京工科大学 医療保健学部リハビリテーション学科作業療法学専攻 講師の大野 勘太先生は、作業療法における目標設定を軸に、人の「語り」と「根拠」をつなぐ実践を追求してこられました。患者一人ひとりの物語を大切にしながら、科学的な妥当性をもつ支援をいかに届けるかーその問いに挑み続けています。

ADOC-Hの開発や臨床教育を通じ、ナラティブとEBPが共に息づくリハビリテーションのかたちを提案している先駆者の一人です。

 

 

🎇教育講演 田中 寛之先生

大阪公立大学大学医学部リハビリテーション学科の田中 寛之先生は、認知症の人の「生活」と「活動」に焦点を当て、ケアの質を高める実践と研究を追求されてきた先生です。

認知症の人がどのように日常に関わり、活動へと向かうのかーーー
その“取り組み方(Engagement)”を科学的に捉えようとしています。
暗黙知の可視化や活動評価尺度の開発を通じて、ナラティブ(語り)とエビデンスを往還しながら、人の尊厳と意味ある生活を支える作業療法のあり方を提案するパイオニアのお一人です。
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🌱 U35 企画 シンポジウム NEXT GEN

第36回三重県作業療法学会では、U35企画として、35才以下の作業療法士3名をシンポジストに迎えたシンポジウムを開催します。

このシンポジウムでは、
次世代を担う 3 名の作業療法⼠に、これまでの歩みや現在の活動、そして今後の展望についてなどをお話しいただく予定です。
若い世代や同世代の作業療法⼠には、これからの働き⽅や活動のヒントとなり、先輩の作業療法⼠には三重県の作業療法⼠たちの未来の姿や想いを知っていただける機会となります。
U35 世代が何を考えてどのような⾏動しているのか、ぜひご参加いただき、応援をしていただければと思います!
世代を問わず沢⼭のご参加をお待ちしております。