令和7年10月4日〜5日に開催された「第2回地域支援者会議」に、三重県からは6名(現地2名・オンライン4名)が参加しました。
本研修はハイブリッド形式で行われ、全国から多くの作業療法士が集結しました。
1日目は、岡山県津山市役所の作業療法士・安本勝博先生より「行政とつながる―つなげる?なぜ?どのように?―」
というテーマでご講演がありました。
行政が求めていること、行政の仕事の流れ、連携の心得、そして作業療法士だからこそできることを、具体的な実践や仕掛けづくりを交えてお話しいただき、真の自立支援の在り方を改めて考えさせられる内容でした。行政とつながるだけでなく住民が主役になること、本人視点を忘れないことなど、とても学びが多く、感銘を受けるとともに、多くの会員の皆さまにも共有したいと感じました。
2日目は、会場にてワールドカフェ方式でのグループディスカッションが行われました。テーマは
・「自立支援型個別会議で社会参加につなげるためのOTの視点と伝え方」
・「通いの場が住民主体になるためにOTができること
全国の第一線で活躍されている方々と意見交換を重ね、地域リハビリテーションの今後の方向性を探る貴重な機会となりました。
全国のトップランナーと語り合う中で、三重県作業療法士会として今後どのように地域での実践や人材育成を進めていくのか、その道標が示されました。
詳細は、今後広報誌などでもお伝えしてまいります。
引き続き、地域で活躍する作業療法士を支える活動を進めていきます