平成30年9月18日(火)に鈴鹿サーキット交通教育センターにて当会の田中会長、委員3名、協力者2名と本田技研工業(株)の安全運転普及本部(以下、本田技研)の担当者の方々と自動車運転支援について意見交換会を実施しました。まず、本田技研より、活動の紹介があり、他県(四国4県、沖縄県、熊本県)の作業療法士会と連携し、成果が出ていることや、障がい者が自動車運転をより安全に実施できるよう支援を行っていることの紹介がありました。また、運転能力を適切に把握するために、運転能力評価サポートソフト、病院での検査結果、実車評価を行い、総合的に運転能力を評価する方法を確立させたいとプレゼンがありました。
当会の活動紹介では、委員会活動や県内作業療法士に実施したアンケート結果、自動車運転の支援に関する問題点と課題について報告し、双方の共通認識を明確にしつつ、協力できる部分について協議をすることができました。
作業療法士は自動車運転に関わることを理解していても、具体的な関わり方や支援方法が統一されていない状況です。今後、三重県作業療法士会としては、関係団体と連携しながら、支援体制の確立を目指していきたいと思います。
(文責:運転と作業療法委員会 宮坂裕之)
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