第35回三重県作業療法学会では、学会発表支援に関する企画を準備しました。
【目的】
学会発表は、研究成果を広く発信し、専門家からフィードバックを得る貴重な機会です。特に若手研究
者にとって、自身の研究をアピールし、将来の研究活動につなげるための重要なステップとなります。
しかし、学会発表や抄録作成に不慣れな作業療法士において以下のような課題が見受けられます。
・学会特有の構成・形式に沿って作成する必要があるため、慣れないうちは戸惑ってしまう。
・限られた文字数や時間で研究内容を効果的に伝える必要があるため、構成力や表現力が求められる。
・正確で分かりやすいプレゼンテーション力や文章力が必要である。
上記のような課題を解決するため、本企画では経験豊富な作業療法士が抄録作成をサポートすることで、
より多くの研究者が質の高い発表を目指し、自信を持って学会発表に臨めるように企画を計画しました。
【応募資格】
・日本作業療法士協会会員であり、三重県作業療法士会会員であること
・第35回 三重県作業療法学会に演題登録を予定している方
【募集期間】
・2024 年 7月22日から9月10日
【企画内容】
事務局と相談して支援を選択していただきます。
・個別相談会: 個別相談(ZOOMを使用)を通して、研究内容や発表する学会に合わせたきめ細かいアドバイスを行います。具体的には、抄録の構成、内容の整理、論理展開の確認、表現の改善などをサポートします。(30分程度)
・添削支援: 提出された抄録に対して、構成、表現などを添削し、ブラッシュアップします。
【企画に協力していただける先生方】
氏名 | 所属 | 活躍領域 |
野口 佑太 | 鈴鹿医療科学大学 | 身体障害領域およびテクノロジーと作業療法 |
山本 泰雄 | 鈴鹿医療科学大学 | 活動参加に向けた作業療法(身体障害、地域、高齢期)、心理・社会的要因 |
濱田 匠 | 鈴鹿医療科学大学 | 発達障害領域(神経発達症、脳性麻痺、重症心身障害、小児整形疾患) 多職種連携、卒前・卒後教育 |
藤井 啓介 | 鈴鹿医療科学大学 | 地域、身体障害、老年期障害 |
三重県作業療学会実行委員会