令和元年11月2日(金)、三重県身体障害者総合福祉センターにて第14回みえ福祉用具アイデアコンクールが開催され、受賞者への表彰式に出席しました。

 このコンクールは「こんな福祉用具があったらいいな」「日頃使っている福祉用具をこんなふうに改良したらいいな」など様々な生活場面で活用できるアイデアを募集するもので、今年度は全国から230件の応募がありました。

 当士会からは佐藤副会長が審査委員として参加し、5名の審査委員による審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞2点、日本福祉用具供給協会三重県ブロック賞1点、三重テレビ放送賞1点、伊勢新聞社賞1点、一般社団法人三重県作業療法士会賞1点が選ばれました。

 三重県作業療法士会賞は、奈良県在住の楳原幾子様の作品「BIGリボンスタイ とにかくカワイイ」が受賞されました。

 この作品は、ご自身の娘さんのために作製されたもので、成人女性向けにおしゃれなデザインかつ機能的なスタイとなっています。

 他の作品では、既に試作された実用性の高いものや実際の生活場面で活用したくなる学生さんのアイデアなど質の高いものが多くみられました。

 詳しくは、以下のURLをご参照ください。受賞作品のイラスト、受賞者が掲載されています。 http://www.ztv.ne.jp/mie-tech/

 また、同日、同会場では「みえ福祉用具フォーラム2019」も開催されており、多くの企業による福祉用具・自助具の展示及び福祉用具体験や特別講演、セミナーなどが聴講できます。

最新の福祉用具の情報交換、勉学ができる貴重な機会です。

皆様、来年度は、アイデアコンクールの応募およびフォーラムの参加をご検討ください。

(文責:一般社団法人三重県作業療法士会 会長 田中一彦)

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