2018年12月9日に学術部と南勢ブロックの共催による研修会が開催され、参加させていただきました。講師は、長太の寄合所「くじら」にて、ご活躍されている佐野佑樹先生です。今回は「地域で認知症とともに歩むためには」というテーマで、実体験をもとにした内容で講演が行われました。佐野先生の講演を聴く度に、認知症になってもできることはたくさんある、ということを実感しました。しかし未だに、認知症になってしまったら何もできなくなってしまう、という偏見もあります。そこで、クライエント自身に役割を担ってもらい、自尊心を満たし、今後の生活の質の向上に携われるのが地域で働く作業療法士の強みになってくると思いました。
 また、講演の中で、回想法の体験や、「旅のことば」というカードを用いて、自分がクライエントと関わる際に、何を大切にしているかをグループ内で発表し合いました。同じ作業療法士であっても、それぞれ違った意見を持ちつつクライエントと関わっていることを学べました。同期の仲間、先輩方がしっかりとクライエントと向き合っている姿を見て、自分も更に精進していこうと思いました。
 今回の講演では、今後、地域で働く作業療法士が地域の方とより良い関係を築き、それを多くの人に周知してもらうことに期待されているように感じました。私は臨床経験が少ないですが、地域で生活されるクライエントをイメージしながら今後の臨床に生かしていきたいと思います。

(文責:伊勢慶友病院 村田 伶)

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